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落語ネタ暮らし

落語や寄席に興味をもった人(初心者)向けのブログ。落語のネタ、お勧め動画、用語の解説をします。

【用語解説】落語に登場する「長屋」とは

落語 用語 長屋 柳屋三三 立川談志 林家たい平

江戸時代、店蔵造り、塗り屋造りなどは表通りに独立した店を構えていたが、それ以外の棟梁、鳶頭、隠居、町師匠などはほとんどが裏町の長屋に借家住まいでした。

 

建物

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出典:長屋 - Wikipedia

長屋はほとんど平屋建てで、玄関を入るとすぐ台所であり、2部屋あるのがスタンダードでした。間口が九尺(270cm)奥行きが十二尺(360cm)。腰障子を開けると三尺四方の踏み込みの土間、その奥に四畳半か六畳間があり、勝手には煙出しの天窓、水瓶が置かれていました。


また更に小さい部屋だと六尺(180cm)で二間、または一間半もあったそうです。
(ほとんど眠れませんね・・・)


長屋周辺の路地

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出典:長屋 - Wikipedia

三尺から四尺(90~120cm)幅の路地があり、中央には溝板をかぶせた下水が流れ、共同トイレ、掃き溜め(ゴミ捨て場)、井戸が付設されていました。井戸は地下水をくみ上げるものではなく、神田上水から供給されていた水道水の取水口でした。取水口から水を貯めるには時間がかかるため、それを待つ間に近所の者で世間話をする「井戸端会議」という言葉が生まれたそうです。

路地には物売りや子供が集まり、、夏は縁台を出して夕涼みなども行われていたそうで、互いに助け合って生活していた様子が伺えます。



"長屋"と名のつく作品

落語の舞台はほとんどが長屋なのですが、長屋の作品だと以下が有名です。

立川談志「お化け長屋」


柳家三三長屋の花見


林家たい平粗忽長屋